Elasticsearch
improve this page | report issue概説
IBM MobileFirst Foundation Operational Analyticsは、データの保管および検索照会の実行に Elasticsearch 1.7.5 を使用します。
Elasticsearch は、スピードを向上させるリアルタイムの分散検索および分析のエンジンで、データの保管および探索の速度が上がります。 Elasticsearch は、全文検索の構造化検索で使用されます。
Elasticsearch は、MobileFirst Analytics Server上の Elasticsearch インスタンスでの JSON フォーマットのすべてのモバイル・データおよびサーバー・データの保管に使用されます。
Elasticsearch インスタンスはリアルタイムで照会され、IBM MobileFirst Analytics Consoleにデータが取り込まれます。
MobileFirst Analytics はすべての Elasticsearch 機能を公開しています。 ユーザーは、Elasticsearch の照会、デバッグ、および最適化を最大限に利用できます。
ここに記載されている以外の Elasticsearch 機能について詳しくは、Elasticsearch 資料を参照してください。
MobileFirst Analytics Serverでの Elasticsearch の管理
Elasticsearch は、MobileFirst Analytics Serverに組み込まれており、ノードおよびクラスターの動作に参加します。
Analytics サーバー上の Elasticsearch の構成について詳しくは、MobileFirst Analytics Server構成ガイドの『クラスター管理および Elasticsearch』のトピックを参照してください。
Elasticsearch のプロパティー
Elasticsearch のプロパティーは、JNDI 変数または環境の項目を通じて使用できます。
Elasticsearch データの表示を開始するための、より便利な JNDI プロパティーの 1 つは、次のとおりです。
<jndiEntry jndiName="analytics/http.enabled" value="true"/>
この JNDI プロパティーを使用すると、Elasticsearch によって定義されたポートを通じて JSON フォーマットの Analytics 生データを表示でき、 Elasticsearch インスタンスにアクセスすることができます。 デフォルト・ポートは 9500 です。
注: この設定は安全ではなく、実稼働環境では有効にしないでください。
Elasticsearch REST API
Elasticsearch インスタンスにアクセスできると、カスタム照会を実行できると共に、Elasticsearch クラスターについてより詳細な情報を表示できるようになります。
データの検索および表示
テナントの _search
REST エンドポイントにアクセスすると、すべてのデータを表示できます。
http://localhost:9500/*/_search
クラスターの正常性の確認
http://localhost:9500/_cluster/health
現行ノードについての情報の表示
http://localhost:9500/_nodes
現行マッピングの表示
http://localhost:9500/*/_mapping
▲Elasticsearch は、さらに多くの REST エンドポイントを公開しています。 詳細については、Elasticsearch 資料を参照してください。