Cloud Functions アダプター

概説

OpenWhisk は、Cloud Functions と呼ばれるようになりました。

IBM Cloud Functions は、拡張が容易なサーバーレス環境でコードを実行できるようにする Function-as-a-Service (FaaS) プラットフォームです。 Cloud Functions プラットフォームのユース・ケースの 1 つには、サーバーレス・モバイル・バックエンド・コードの開発と実行があります。 IBM Cloud 上の Cloud Functions プラットフォームについて詳しくは、ここを参照してください。

Mobile Foundation アダプターを使用して、すべての必要なサーバー・サイド・ロジックを実行し、バックエンド・システムから情報を取得して、クライアント・アプリケーションおよびクラウド・サービスに転送します。 Mobile Foundation では、Cloud Functions 用のアダプターが提供されるようになりました。

Cloud Functions アダプター

iFix 8.0.0.0-MFPF-IF20170710-1834 以降の IBM Mobile Foundation では、Cloud Functions アダプターが用意されています。 このアダプターは、Mobile Foundation コンソールのダウンロード・センターからダウンロードしてデプロイできます。

アダプターをダウンロードしてデプロイした後で、Cloud Functions に接続するように構成する必要があります。

Cloud Functions に接続するようにアダプターを構成

Cloud Functions に接続するようにアダプターを構成するには、「アダプター構成 (Adapter Configuration)」ページに移動して、Cloud Functions の許可キーの_ユーザー名_ と_パスワード_ を指定します。 Cloud Functions の_ユーザー名_ と_パスワード_ を入手するには、以下の CLI コマンドを実行します。

./wsk property get --auth KEY

上のコマンドは、コロンで区切られた許可キーを返します。コロンの左側が_ユーザー名_ で、コロンの右側は_パスワード_ です。

username:password

前述のとおりに入手した_ユーザー名_ と_パスワード_ を Cloud Functions アダプターの構成ページで指定して、構成を保存する必要があります。 これで、クライアント・アプリケーションは、Cloud Functions バックエンド・コードを呼び出すためにアダプター API を呼び出すことができるようになります。

Cloud Functions アダプターを変更するために、この Github リポジトリーからアダプターのソース・コードをダウンロードできます。