Web プッシュ通知の構成

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Web プッシュ通知を送信できるようにするには、事前に、いくつかの構成を行う必要があります。

Mobile Foundation を使用した Web プッシュ通知の構成

以下のステップでは、Web プッシュ通知を構成する方法について説明します。

  1. Mobile Foundation コンソールで、登録した Web アプリの「プッシュ設定」タブに移動します。

  2. 「Web 構成」セクションに移動します。そこには、Chrome、Firefox、および Safari の 3 つのサブセクションが表示されています。

    Chrome 用の Web プッシュの構成

    • Chrome の構成は、Web サイト URL と Google サーバー API キーから成ります。
      • Web サイト URL - Web プッシュ通知を使用可能にするパブリック Web サイトの完全修飾 URL。例: https://mfp-web-push-test.herokuapp.com/
      • Google サーバー API キー - Web アプリの Firebase コンソールから取得する API キー。「Firebase プロジェクト」 -> 「設定」 -> 「Cloud Messaging」に移動し、「サーバー・キー」をコピーして貼り付けます。

    Firefox 用の Web プッシュの構成

    • Firefox の構成は最も簡単で、Web サイト URL のみに依存します。
      • Web サイト URL - Web プッシュ通知を使用可能にするパブリック Web サイトの完全修飾 URL。例: https://mfp-web-push-test.herokuapp.com/

    Safari 用の Web プッシュの構成

    • Safari の構成は、Web サイト・プッシュ ID、URL 形式ストリングなどのいくつかのパラメーターから成ります。次にそれぞれを説明します。
      • Web サイト名 - Web サイトの名前。これは、通知センターで使用される見出しです。
      • Web サイト URL - Web プッシュ通知を使用可能にするパブリック Web サイトの完全修飾 URL。例: https://mfp-web-push-test.herokuapp.com/
      • Web サイト・プッシュ ID - これは、プッシュ ID で、web.<website-url-in-reverse-order> です。例えば、Web サイト URL が https://mfp-web-push-test.herokuapp.com/ であれば、Web サイト・プッシュ ID は web.com.herokuapp.mfp-web-push-test です。
      • URL 形式ストリング - 通知がクリックされたときの移動先の URL。%@ は、通知を配信するときに入力する引数のプレースホルダーとして使用します。この URL は、http スキームまたは https スキームを使用する必要があります。それ以外の場合は無効です。例: https://mfp-web-push-test.herokuapp.com/%@
      • Safari Web プッシュ証明書 (p12 形式) とパスワード - APNS 証明書とパスワード。
      • 通知アイコン (オプション) - PNG アイコン・ファイル・セット。

    次の図は、すべてのプラットフォームが構成された後を示したものです。

    プッシュ構成

必要なセキュリティー・スコープの追加

  1. Web アプリの「セキュリティー」セクションに移動します。

  2. 「セキュリティー・スコープ - エレメント・マッピング (Security Scope-Element Mapping)」で、次の図に示すように、新しいスコープを追加します。 セキュリティー・スコープ

鍵ストアの変更

Chrome および Firefox プラットフォームに通知を送信するには、使用しているサーバーが信頼できる配信元である必要があります。この要件に対処するために、信頼できるベンダーから、Mobile Foundation サーバーの鍵ストア・ファイル key.jks に CA 証明書をプルすることができます。次の例は、CA 証明書を Java インストールから key.jks にプルしています。

keytool -importkeystore
-srckeystore /<path-to-java-installation>/jre/lib/security/cacerts
-destkeystore /<mfp-installation-dir>/mfp-server/usr/servers/mfp/resources/security/key.jks

宛先の鍵ストアのパスワードの入力を求められます。デフォルトは mobilefirst です。 Java 鍵ストアのデフォルトのパスワードは、(他に設定されていない限り) changeit です。

重要: Chrome と Firefox の通知トークン長が長い場合、Mobile Foundation インスタンスをアップグレードしたお客様は、トークン長を 255 文字から 1024 文字に増やして、PUSH_DEVICES テーブルのデータベース・スキーマを更新する必要があります。

Inclusive terminology note: The Mobile First Platform team is making changes to support the IBM® initiative to replace racially biased and other discriminatory language in our code and content with more inclusive language. While IBM values the use of inclusive language, terms that are outside of IBM's direct influence are sometimes required for the sake of maintaining user understanding. As other industry leaders join IBM in embracing the use of inclusive language, IBM will continue to update the documentation to reflect those changes.
Last modified on June 17, 2020