IBM MobileFirst Foundation のアクセシビリティー機能

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アクセシビリティー機能は、運動障害または視覚障害など身体に障害を持つお客様が、情報技術コンテンツを快適に使用できるように支援します。

アクセシビリティー機能

IBM Mobile Foundation には、次の主要なアクセシビリティー機能が組み込まれています。

  • キーボードのみによる操作
  • スクリーンリーダーを使用する操作

Mobile Foundation では、US Section 508、および Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 に準拠するために、最新の W3C 標準である WAI-ARIA 1.0 が使用されています。 アクセシビリティー機能を活用するには、最新リリースのスクリーン・リーダーを、この製品でサポートされる最新の Web ブラウザーと組み合わせて使用してください。

キーボードによるナビゲーション

この製品では、標準のナビゲーション・キーを使用します。

インターフェースに関する情報

Mobile Foundation のユーザー・インターフェースには、1 秒あたり 2 回から 55 回明滅するコンテンツは含まれていません。

デジタル音声シンセサイザーを用いたスクリーン・リーダーを使用して、画面上の表示内容を聞き取ることができます。 本製品およびその資料での支援技術の使用方法について詳しくは、ご使用の支援技術の資料を参照してください。

MobileFirst CLI

デフォルトでは、MobileFirst CLI で表示される状況メッセージには、正常終了、エラー、警告を表すため、さまざまな色が使用されます。 どの MobileFirst CLI コマンドでも、--no-color オプションを使用することで、そのコマンドでのそれらの色の使用を抑止できます。 --no-color を指定すると、出力は、オペレーティング・システム・コンソールに設定されているテキスト表示色で表示されます。

Web インターフェース

Mobile Foundation の Web ユーザー・インターフェースは、カスケーディング・スタイル・シートに依存することで、コンテンツを適切にレンダリングし、使いやすい操作画面を提供しています。 このアプリケーションには、低視力のお客様がご使用のシステム表示設定(ハイコントラスト・モードなど)を使用できるように、同等の方法が用意されています。 フォント・サイズの制御は、デバイスの設定または Web ブラウザーの設定を使用して行うことができます。

キーボード・ショートカットを使用することで、各種 MobileFirst 環境とそれぞれの資料をナビゲートできます。 Eclipse には、その開発環境のためのアクセシビリティー機能が備わっています。 また、インターネット・ブラウザーにも、Web アプリケーション (例えば MobileFirst Operations Console、MobileFirst Analytics Console、Mobile Foundation Application Center コンソール、Mobile Foundation Application Center モバイル・クライアントなど) のためのアクセシビリティー機能が備わっています。

Mobile Foundation Web ユーザー・インターフェースには WAI-ARIA ナビゲーション・ランドマークが含まれています。これを使用して、アプリケーションの機能領域に素早く移動できます。

インストールおよび構成

Mobile Foundation をインストールして構成するには、グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) による方法と、コマンド・ラインによる方法の 2 つがあります。

グラフィカル・ユーザー・インターフェース (ウィザード・モードの IBM Installation Manager や、サーバー構成ツール) ではユーザー・インターフェース・オブジェクトに関する情報は提供されませんが、同等の機能をコマンド・ライン・インターフェースでは利用できます。 GUI の機能はすべてコマンド・ラインでサポートされます。また、コマンド・ラインのみで使用できる特定のインストール機能や構成機能もいくつかあります。 IBM Installation Manager のアクセシビリティー機能については、IBM Knowledge Center を参照してください。

以下のトピックに、GUI を使用せずにインストールおよび構成を実行する方法についての情報があります。

  • IBM Installation Manager 用のサンプル応答ファイルの処理 この方法を使用すると、MobileFirst Server および Application Center のサイレント・インストールと構成を行うことができます。 install-no-appcenter.xml という応答ファイルを使用することで、Application Center がインストールされないようにすることができます。 その場合、Ant タスクを使用して、後の段階でそれをインストールできます。 『Ant タスクを使用した Application Center のインストール』を参照してください。 この場合、Application Center のインストールとアップグレードをそれぞれ単独で行うことができます。
  • Ant タスクを使用したインストール
  • Ant タスクを使用した Application Center のインストール

ベンダー・ソフトウェア

Mobile Foundation には、IBM 使用許諾契約書の対象とはならない特定のベンダー・ソフトウェアが含まれています。 これらの製品のアクセシビリティー機能について、IBM は一切の保証責任を負いません。 ベンダー製品のアクセシビリティー情報については、そのベンダーにお問い合せください。

標準の IBM ヘルプ・デスクとサポート Web サイトに加え、IBM は、耳の不自由なお客様が営業やサポート・サービスにアクセスするために使用できる TTY 電話サービスを立ち上げました。

TTY サービス
800-IBM-3383 (800-426-3383)
(北米内)

IBM とアクセシビリティー

IBM のアクセシビリティーへの取り組みについて詳しくは、IBM Accessibility を参照してください。

Inclusive terminology note: The Mobile First Platform team is making changes to support the IBM® initiative to replace racially biased and other discriminatory language in our code and content with more inclusive language. While IBM values the use of inclusive language, terms that are outside of IBM's direct influence are sometimes required for the sake of maintaining user understanding. As other industry leaders join IBM in embracing the use of inclusive language, IBM will continue to update the documentation to reflect those changes.
Last modified on February 27, 2020