CD Update の新機能

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暫定修正および CD Update では、問題を修正し、モバイル・オペレーティング・システムの新しいリリースに対して IBM Mobile Foundation を最新にしておくためのパッチおよび更新を提供します。 また、CD Update は、新しいフィーチャーを導入することにより、製品の機能を強化します。

暫定修正および CD Update は累積的です。 最新の v8.0 暫定修正または CD Update をダウンロードすると、v8.0 より前の暫定修正および CD Update のすべての修正とフィーチャーが得られます。

以下のセクションに記載されているすべてのフィーチャーを取得するには、最新の CD Update をダウンロードしてインストールします。

Mobile Foundation 8.0 の iFix リリースのリストについては、ここを参照してください

CD Update 6 (8.0.0.0-MFPF-IF201911050809-CDUpdate-06) に含まれるフィーチャー

サーバー

パフォーマンスの向上

Mobile Foundation データベース操作を最適化し、レコード・データベースの自動パージを導入しました。

DevKit 内部で使用可能となった Application Center

Application Center は、DevKit が付属したパッケージとして使用できるようになりました。 これにより、開発者はアプリをビルドしてプライベート・ストアに発行でき、DevKit の一部として使用できるようになりました。

ベンダー・ソフトウェアのスタック・サポート

Mobile Foundation は Windows Server 2016 SE と Oracle 18c をサポートするようになりました。

アプリケーション開発フレームワークのサポート

Mobile Foundation は、iOS 13、iPadOS、および Android 10 をサポートする、Apple および Google がリリースした最新のフレームワークをサポートします。 このプラットフォームでは、Swift 5 用の SDK も提供します。

API Proxy を使用した、バックエンド・アプリへのセキュアな接続

エンタープライズ・バックエンドに接続するときに、API プロキシーを使用して Mobile Foundation プラットフォームのセキュリティーと分析を活用できます。 API プロキシーは、要求を実際のバックエンドにプロキシーします。 詳細はこちらを参照してください

分析

アプリ内フィードバック

アプリ内フィードバック・フィーチャーは、以前は IBM Cloud の Mobile Foundation サービスで提供され、現在は Mobile Foundation のオンプレミス配布およびコンテナー配布に移植されました。 このフィーチャーを使用すると、ユーザーはスクリーン・ショット、注釈、およびテキストの形式でアプリからのフィードバックを共有できます。 管理者は Analytics コンソールにログインして、受信したフィードバックを表示し、必要なアクションを実行できます。

OpenShift パッケージ

Mobile Foundation は、IBM Cloud Pak for Applications v3 の一部

Mobile Foundation は、IBM Cloud Pak for Apps の一部として使用可能となり、Red Hat Open Shift 3.11 および Red Hat Open Shift 4.2 をサポートします。 現在使用可能なサービスは、モバイル・コア、分析、プッシュ通知、およびアプリ・センターです。 この機能を使用すると、開発者はバックエンド・マイクロサービスとモバイル・サービスを使用してクラウド・ネイティブ・アプリケーションをビルドできます。

CD update 5 (8.0.0.0-MFPF-IF201903190949-CDUpdate-05) で導入された機能

CoreML Update

Apple の CoreML フレームワークを使用して、iOS モバイル・デバイスで ML (機械学習) モデルをローカルに実行できます。 Mobile Foundation には、これらのモデルをデバイスに安全に配布するように管理する機能が用意されています。 詳細はこちらを参照してください

watchOS のアプリケーション認証性

アプリケーション認証性は、アクセス提供前にアプリケーションの認証性を検証するセキュリティー機能です。 この機能はモバイル・アプリで使用できました。 この機能は今は Apple WatchOS アプリにまで拡張されています。 詳細はこちらを参照してください

プッシュ通知 - 追加メッセージのフィーチャーおよび FCM の属性

プッシュ通知は、以下の追加メッセージの属性をサポートするようになりました。

  1. ライト
  2. スタイル (Inbox、BigText、PictureNotifications)

CD Update 4 (8.0.0.0-MFPF-IF201812191602-CDUpdate-04) で導入された機能

APNs プッシュ通知用の HTTP/2 サポート

MobileFirst のプッシュ通知で、レガシーの TCP ソケット・ベースの通知と HTTP/2 ベースの APNs プッシュ通知がサポートされるようになりました。 詳細はこちらを参照してください

React Native Push SDK のリリース

React Native SDK for Push (react-native-ibm-mobilefirst-push 1.0.0) がこの CD Update でリリースされました。

CD Update 3 (8.0.0.0-MFPF-IF201811050432-CDUpdate-03) で導入された機能

iOS でのリフレッシュ・トークンのサポート

Mobile Foundation は、この CD Update 以降、iOS でリフレッシュ・トークン機能を導入しています。 詳細はこちらを参照してください

Mobile Foundation コンソールからの管理 CLI (mfpadm) のダウンロード

Mobile Foundation 管理 CLI (mfpadm) は、Mobile Foundation コンソールのダウンロード・センター 内からダウンロードできるようになりました。

MobileFirst CLI の Node v8.x のサポート

この iFix (8.0.0.0-MFPF-IF201810040631) 以降、Mobile Foundation では MobileFirst CLI の Node v8.x のサポートが追加されています。

Cordova プロジェクト用の libstdc++ の依存関係の削除

この iFix (8.0.0.0-MFPF-IF201809041150) 以降、Cordova プロジェクトへの依存関係としての libstdc++ を削除するための変更が導入されています。 これは、iOS 12 で実行されている新規アプリケーションで必要です。 回避策などの詳細については、このブログ投稿を参照してください。

CD Update 2 (8.0.0.0-MFPF-IF201807180449-CDUpdate-02) で導入された機能

React Native 開発のサポート

CD Update (8.0.0.0-MFPF-IF201807180449-CDUpdate-02) 以降、Mobile Foundation では、IBM Mobile Foundation SDK for React Native アプリケーションが使用可能になったため React Native 開発がサポートされると発表されています詳細はこちらを参照してください

iOS SDK および Cordova SDK の CouchDB データベースを使用した JSONStore コレクションの自動同期

CD Update (8.0.0.0-MFPF-IF201807180449-CDUpdate-02) 以降、MobileFirst iOS SDK および Cordova SDK を使用して、Cloudant を含む CouchDB データベースの任意のフレーバーがインストールされたデバイスで JSONStore コレクション間のデータの同期を自動化することができます。 この機能について詳しくは、このブログ投稿を参照してください。

リフレッシュ・トークンの導入

CD Update (8.0.0.0-MFPF-IF201807180449-CDUpdate-02) 以降、Mobile Foundation では、新規アクセス・トークンを要求するために使用できる、リフレッシュ・トークンという特殊な種類のトークンが導入されています。 詳細はこちらを参照してください

Cordova v8 および Cordova Android v7 のサポート

この iFix (8.0.0.0-MFPF-IF201804051553) 以降、Cordova v8 および Cordova Android v7 用の MobileFirst Cordova プラグインがサポートされます。 示されたバージョンの Cordova で作業するには、最新の MobileFirst プラグインを入手して、最新の CLI (mfpdev-cli) バージョンにアップグレードする必要があります。 個々のプラットフォームでサポートされるバージョンについて詳しくは、『Cordova アプリケーションへの MobileFirst Foundation SDK の追加』を参照してください。

CouchDB データベースを使用した JSONStore コレクションの自動同期

この iFix (8.0.0.0-MFPF-IF201802201451) 以降、MobileFirst Android SDK を使用して、Cloudant を含む CouchDB データベースの任意のフレーバーがインストールされたデバイスで JSONStore コレクション間のデータの同期を自動化することができます。 この機能について詳しくは、このブログ投稿を参照してください。

CD Update 1 (8.0.0.0-MFPF-IF201711230641-CDUpdate-01) で導入された機能

Eclipse UI エディターのサポート

CD Update 8.0.0.0-MFPF-IF201711230641-CDUpdate-01 以降、WYSIWYG エディターが MobileFirst Studio の Eclipse で提供されるようになりました。 開発者は、この UI エディターを使用して Cordova アプリケーション用の UI を設計して実装することができます。 詳細はこちらを参照してください

コグニティブ・アプリケーションをビルドするための新規アダプター

CD Update 8.0.0.0-MFPF-IF201711230641-CDUpdate-01 以降、Mobile Foundation では、Watson Tone Analyzer サービスと Language Translator サービス用に 2 つの新しい事前ビルドされたコグニティブ・サービス・アダプターが導入されています。 これらのアダプターは、Mobile Foundation コンソールのダウンロード・センター からダウンロードしてデプロイできます。

動的なアプリケーション認証性

iFix 8.0.0.0-MFPF-IF20170220-1900 以降、アプリケーション認証性 の新規実装が提供されています。 この実装では、.authenticity_data ファイルを生成するためのオフラインの mfp-app-authenticity ツールは必要ありません。 代わりに、MobileFirst コンソールからアプリケーション認証性 を有効にしたり無効にしたりすることができます。 詳しくは、『アプリケーション認証性の構成 (Configuring Application Authenticity)』を参照してください。

Windows 10 の Appcenter (クライアントおよびサーバー) サポート

iFix 8.0.0.0-MFPF-IF20170327-1055 以降、Windows 10 UWP アプリケーションが IBM Application Center でサポートされます。 ユーザーは、Windows 10 UWP アプリケーションをアップロードして、これらのアプリケーションをデバイスにインストールできるようになりました。 UWP アプリケーションをインストールするための Windows 10 UWP クライアント・プロジェクトが Application Center に付属するようになりました。 このプロジェクトを Visual Studio で開いて、配布用のバイナリー (例えば、.appx) を作成できます。 Application Center は、モバイル・クライアントを配布するための定義済みの方法を提供していません。 詳しくは、『Microsoft Windows 10 Universal (ネイティブ) IBM AppCenter クライアント (Microsoft Windows 10 Universal (Native) IBM AppCenter client)』を参照してください。

Eclipse Neon 用の MobileFirst Eclipse プラグイン・サポート

iFix 8.0.0.0-MFPF-IF20170426-1210 以降、Eclipse Neon をサポートするように MobileFirst Eclipse プラグインが更新されています。

より新しいバージョンの OkHttp (バージョン 3.4.1) を使用するように変更された Android SDK

iFix 8.0.0.0-MFPF-IF20170605-2216 以降、Android SDK は、以前 MobileFirst SDK for Android にバンドルされていた古いバージョンではなく、より新しいバージョンの OkHttp (バージョン 3.4.1) を使用するように変更されています。 OkHttp は、SDK にバンドルされるのではなく依存関係として追加されます。 これにより、開発者用の OkHttp ライブラリーの使用時にどのバージョンを使用するかを選択できるようになり、複数のバージョンの OkHttp との競合が回避されます。

Cordova v7 のサポート

iFix 8.0.0.0-MFPF-IF20170608-0406 以降、Cordova v7 がサポートされます。 個々のプラットフォームのサポートされるバージョンについて詳しくは、『Cordova アプリケーションへの MobileFirst Foundation SDK の追加』を参照してください。

複数の証明書のピン留めをサポート

iFix (8.0.0.0-MFPF-IF20170624-0159) 以降、Mobile Foundation では複数の証明書のピン留めがサポートされます。 この iFix より前では、Mobile Foundation は単一の証明書のピン留めをサポートしていました。 Mobile Foundation では、ユーザーが複数の X509 証明書の公開鍵をクライアント・アプリケーションにピン留めできるようにすることで複数のホストへの接続を可能にする、新しい API が導入されました。 この機能は、ネイティブ Android アプリケーションと iOS アプリケーションでのみサポートされます。 詳しくは、『What’s new (新機能)』『MobileFirst API の新機能 (What’s new in MobileFirst APIs)』セクションの下にある『複数の証明書のピン留めのサポート (Multiple certificate pinning support)』を参照してください。

コグニティブ・アプリケーションをビルドするためのアダプター

iFix (8.0.0.0-MFPF-IF20170710-1834) 以降、Mobile Foundation では、WatsonConversationWatsonDiscoveryWatsonNLU (Natural Language Understanding) などの、Watson コグニティブ・サービス用に事前ビルドされたアダプターが導入されています。 これらのアダプターは、Mobile Foundation コンソールのダウンロード・センター からダウンロードしてデプロイできます。

サーバーレス・アプリケーションをビルドするための Cloud Functions アダプター

iFix (8.0.0.0-MFPF-IF20170710-1834) 以降、Mobile Foundation では、Cloud Functions プラットフォーム用に Cloud Functions アダプター という事前ビルドされたアダプターが導入されました。 このアダプターは、Mobile Foundation コンソールのダウンロード・センター からダウンロードしてデプロイできます。

Cordova SDK で複数の証明書をピン留めするためのサポート

この iFix (8.0.0.0-MFPF-IF20170803-1112) 以降、複数の証明書のピン留めが Cordova SDK でサポートされます。 詳しくは、『What’s new (新機能)』『MobileFirst API の新機能 (What’s new in MobileFirst APIs)』セクションの下にある『複数の証明書のピン留めのサポート (Multiple certificate pinning support)』を参照してください。

Cordova ブラウザー・プラットフォームのサポート

iFix (8.0.0.0-MFPF-IF20170823-1236) 以降、Mobile Foundation では、Cordova Windows、Cordova Android、および Cordova iOS の以前にサポートされたプラットフォームとともに、Cordova ブラウザー・プラットフォームがサポートされます。 詳細はこちらを参照してください

アダプターをその OpenAPI 仕様から生成

iFix (8.0.0.0-MFPF-IF20170901-1903) 以降、Mobile Foundation では、アダプターをその OpenAPI 仕様から自動生成する機能が導入されました。 これで、Mobile Foundation ユーザーは、Mobile Foundation アダプターの作成ではなく、アプリケーションを目的のバックエンド・サービスに接続するアプリケーション・ロジックに集中できるようになります。 詳細はこちらを参照してください

iOS 11 および iPhone X のサポート

CD Update 8.0.0.0-MFPF-IF201711230641-CDUpdate-01 以降、Mobile Foundation では、Mobile Foundation v8.0 での iOS 11 および iPhone X のサポートが発表されました。 詳しくは、『IBM MobileFirst Platform Foundation Support for iOS 11 and iPhone X』のブログ投稿を参照してください。

Android Oreo のサポート

CD Update 8.0.0.0-MFPF-IF201711230641-CDUpdate-01 以降、Mobile Foundation では、このブログ投稿で Android Oreo のサポートを発表しました。 デバイスが OTA を使用してアップグレードされている場合、古いバージョンの Android でビルドされたネイティブ Android アプリケーションとハイブリッド/Cordova アプリケーションの両方が、Android Oreo で予期したとおりに機能します。

現在 Mobile Foundation は Kubernetes クラスターにデプロイ可能

CD Update 8.0.0.0-MFPF-IF201711230641-CDUpdate-01 以降、Mobile Foundation ユーザーは、Mobile Foundation サーバー、Mobile Analytics サーバー、Application Center を含む Mobile Foundation を Kubernetes クラスターにデプロイできるようになりました。 デプロイメント・パッケージは、Kubernetes デプロイメントをサポートするように更新されています。 発表を確認してください。

Inclusive terminology note: The Mobile First Platform team is making changes to support the IBM® initiative to replace racially biased and other discriminatory language in our code and content with more inclusive language. While IBM values the use of inclusive language, terms that are outside of IBM's direct influence are sometimes required for the sake of maintaining user understanding. As other industry leaders join IBM in embracing the use of inclusive language, IBM will continue to update the documentation to reflect those changes.
Last modified on February 27, 2020