アプリケーション管理

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概説

IBM Mobile Foundation には、開発中および稼働中の MobileFirst アプリケーションを管理するいくつかの方法が用意されています。 MobileFirst Operations Console は、デプロイされているすべての MobileFirst アプリケーションを一元的な Web ベースのコンソールからモニターすることができるメインのツールです。

MobileFirst Operations Console を通じて実行できる主な操作は以下のとおりです。

  • モバイル・アプリケーションを MobileFirst Server に登録して構成する。
  • アダプターを MobileFirst Server にデプロイして構成する。
  • アプリケーション・バージョンを管理して、新規バージョンをデプロイしたり、リモート側で古いバージョンを使用不可にしたりする。
  • モバイル・デバイスとユーザーを管理して、特定のデバイスへのアクセスや、特定のユーザーからのアプリケーションへのアクセスを制御する。
  • アプリケーションの開始時に通知メッセージを表示する。
  • プッシュ通知サービスをモニターする。
  • 特定のデバイスにインストールされた特定のアプリケーションについてクライアント・サイド・ログを収集する。

管理ロール

管理ユーザーの種類によっては、実行できない管理操作があります。 MobileFirst Operations Console、およびすべての管理ツールには、MobileFirst アプリケーションの管理用に定義された 4 つのロールがあります。 以下の

MobileFirst 管理ロールが定義されています。

モニター
このロールでは、ユーザーはデプロイ済みの MobileFirst プロジェクトとデプロイ済みの成果物をモニターできます。 このロールは読み取り専用です。

オペレーター
オペレーターはすべてのモバイル・アプリケーション管理操作を実行できますが、アプリケーション・バージョンやアダプターの追加および削除はできません。

デプロイメント担当者
このロールでは、ユーザーはオペレーターと同じ操作を実行できるだけでなく、アプリケーションとアダプターをデプロイすることもできます。

管理者
このロールでは、ユーザーはすべてのアプリケーション管理操作を実行できます。

MobileFirst 管理ロールについて詳しくは、MobileFirst Server 管理用のユーザー認証の構成を参照してください。

管理ツール

MobileFirst Operations Console が、MobileFirst アプリケーションを管理する唯一の手段であるというわけではありません。 Mobile Foundation も、管理操作をビルド・プロセスやデプロイメント・プロセスに取り込むための他のツールを用意しています。

管理操作を実行するために使用可能な REST サービスのセットがあります。 これらのサービスの API 参照資料については、 MobileFirst Server 管理サービスの REST API を参照してください。

この REST サービスのセットを使用すると、MobileFirst Operations Console で実行できるものと同じ操作を実行できます。 アプリケーションやアダプターを管理できるだけでなく、例えば、アプリケーションの新規バージョンをアップロードしたり、古いバージョンを使用不可にしたりすることができます。

MobileFirst アプリケーションは、Ant タスクや mfpadm コマンド・ライン・ツールを使用することによっても管理できます。 Ant を使用した MobileFirst アプリケーションの管理またはコマンド・ラインを使用した MobileFirst アプリケーションの管理を参照してください。

Web ベースのコンソールと同様に、REST サービス、Ant タスク、およびコマンド・ライン・ツールも保護されており、使用するユーザーは管理者の資格情報を提供する必要があります。

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Inclusive terminology note: The Mobile First Platform team is making changes to support the IBM® initiative to replace racially biased and other discriminatory language in our code and content with more inclusive language. While IBM values the use of inclusive language, terms that are outside of IBM's direct influence are sometimes required for the sake of maintaining user understanding. As other industry leaders join IBM in embracing the use of inclusive language, IBM will continue to update the documentation to reflect those changes.
Last modified on June 16, 2020