クライアント・サイドのログ収集

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概説

ロギングは、診断およびデバッグを容易にするために、API 呼び出しを使用してメッセージを記録するソース・コードの装備です。 IBM Mobile Foundation は、このための一連のロギング API メソッドを提供します。

MobileFirst Logger API は、console.log (JavaScript)、java.util.logging (Java)、および NSLog (Objective-C) など、一般的に使用されるロガー API に似ており、追加の機能として、分析収集および開発者検査で使用するために、ログに記録されたデータを永続的にキャプチャーして MobileFirst Server に送信する機能を持っています。Logger API を使用して、適切なレベルでログ・データをレポートします。これにより、ログを検査する開発者は、ラボで問題を再現することなく、問題の優先順位を決定し、修正できます。

使用可能性

MobileFirst 提供の Logger API メソッドは、iOS、Android、Web、および Cordova のアプリケーションで使用できます。

ロギング・レベル

ロギング・ライブラリーには通常、詳細度制御 (多くの場合、レベルと呼ばれる) があります。
ロギング・レベルは、最も高い詳細度から低い詳細度に向かって順番に、以下のとおりです。

  • TRACE - メソッドの入り口点および出口点に使用
  • DEBUG - メソッドの結果の出力に使用
  • LOG - クラスのインスタンス化に使用
  • INFO - 初期設定のレポートに使用
  • WARN - 非推奨の使用の警告をログに記録するために使用
  • ERROR - 予期しない例外に使用
  • FATAL - リカバリー不能の異常終了またはハングに使用

注: FATAL を使用すると、アプリケーションの異常終了が収集されます。アプリケーションの異常終了データのスキューを回避するには、このキーワードを使用しないことをお勧めします。

クライアント SDK はデフォルトでは FATAL の詳細度で構成され、生のデバッグ・ログの出力およびキャプチャーはほとんど行われないか、まったく行われません。MobileFirst Analytics Console で構成プロファイルを設定することで、プログラムでログ詳細度を調整することも、手動で調整することもできます。これは、アプリケーションで明示的に取得されなければなりません。

クライアント・アプリケーションからのロギング

ログ詳細度の調整

クライアントを設定するか、サーバー・プロファイルを取得することによって、ロギング・レベルが設定されると、クライアントは送信するロギング・メッセージをフィルタリングします。しきい値より下のメッセージが明示的に送信された場合、クライアントはそれを無視します。

例えば、詳細度レベルを DEBUG に設定するには、以下のようにします。

iOS

Objective-C

[OCLogger setLevel:OCLogger_DEBUG];

Swift

 OCLogger.setLevel(OCLogger_DEBUG);

Android

Logger.setLevel(Logger.LEVEL.DEBUG);

JavaScript (Cordova)

WL.Logger.config({ level: 'DEBUG' });

JavaScript (Web)

Web SDK では、クライアントからデフォルトの trace レベルを変更することはできません。

異常終了キャプチャー

Android および iOS アプリケーションでは、MobileFirst クライアント SDK は、アプリケーションの異常終了時にスタック・トレースをキャプチャーし、FATAL レベルでログに記録します。このタイプの異常終了は、UI がユーザーに表示されなくなる真の異常終了です。Cordova アプリケーションでは、JavaScript グローバル・エラーと、可能な場合は JavaScript 呼び出しスタックをキャプチャーし、FATAL レベルでログに記録します。このタイプの異常終了は異常終了イベントではなく、実行時のユーザー・エクスペリエンスに悪影響が出ることも出ないこともあります。

アプリケーションが再度実行されると、異常終了、キャッチされていない例外、およびグローバル・エラーが自動的にキャッチされてログに記録されます。

ログの表示

ログが収集されてサーバーに送信された後に、MobileFirst Analytics Consoleでログを表示します。ナビゲーション・バーから「アプリケーション」パネルを選択し、「クライアント・ログの検索」タブをクリックします。

ログの検索および表示

Last modified on November 23, 2017